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気ままなライフスタイル
Look into LA! LAを覗いて見たい方へ
今までメルマ、マグマグに出版していたバックナンバーを投稿しています。
そのままの内容ですので、多少は文章の内容が現在とは違っている場合もあるのでご了承ください。
バックナンバー3: クリスマス
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Look into LA!日本にいながらにして、ロサンジェルスをはじめ、アメリカを覗いて
みませんか? 日常生活での体験から今はやりのテレビや映画など、特にテーマは
絞らずロスからエッセイを配信!!
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2004年1月 発行(VOL.3)
▼インデックス▼
バックナンバー3
【1】年賀のご挨拶
開けましておめでとうございます。MayuSmile です。
私にとってはあっという間で、少し不調の一年だったような気がします。
一年を振り返って皆様の2003年(平成15年)はいかがだったでしょうか?
昨年から不定期でお届けしているこのメルマガを、今年も何とか続けて
いけるように頑張っていきたいと思っています。
皆様にとりまして良い年でありますように。今年もどうぞ宜しく御願い致します。
アメリカの休日-クリスマス
【2】タイムリーな話題:クリスマス
■クリスマスケーキは存在しない!?■
クリスマスには、日本ではお馴染みのクリスマスケーキが無いのをご存知でしたか?
今まではずっと当たり前のように何処の国でもクリスマスケーキがあるものだと
思っていたのです。ところが何とアメリカではクリスマスにあのま〜るい
デコレーションのケーキを食べないのです。あのケーキはまさに日本のケーキ屋さん
たちが築き上げた商業的な産物なのです!!
クリスマス・イブは恋人達の最も大切な夜というのが日本の常識。
ところが、アメリカではそんなもの存在しないのです!!
また、クリスマス・プレゼントは,親から子供達にだけではなく相互に
プレゼントを交換する形なのです。
■クリスマス・ツリーとイリュミネ-ション■
サンクスギビングが終わった12月の始めぐらいから、もう既にクリスマス気分に
なります。駐車場や空き地を利用して、クリスマスツリーが売られます。
ロスでは、クリスマスパレードなども事前に行われ、ショッピングモールには
巨大でカラフルなクリスマスツリーが至る所にお目見えします。
たいていの家庭は、本物のツリーを買い、一ヶ月前から飾り付けを始めます。
家の中は勿論、外にもたくさんの電光イリュミネ-ションを飾り、夜の暗闇に
きらきらと美しい様子があちらこちらで楽しめます。
アメリカ人のデコレーションに関しての才はタダモノではありません。
個々それぞれにいろいろと工夫された飾り付けがされています。
クリスマスのデコレーションで有名な住宅街には、一般の人たちが夜な夜な訪れて 、通りはちょっとしたラッシュが起こるといった傾向もあります。
また、そういった通りの情報がこの季節になると新聞や雑誌にも載るのです。
一般的に、シンプルな雪の結晶の形をしたイリュミネ-ションを飾っているところが
多いですね。中には大きな雪だるまを飾ったり、サンタクロースを飾り付けたりと
様々で見ていてとても楽しいです。
私のホストファミリーがいるフレズノには、豪邸(本当に豪邸です。
ホテルではないかと思うぐらい大きい家々です。)が連なっている通りがあり、
この土地を買うに当たりクリスマスの季節に家の飾り付けをする事が義務付けられて
いるというような場合もあります。この一角を「クリスマスツリーレーン」と言い、
とても目を見張る美しい夜の景色です。
■クリスマス■
クリスマスの日は休日で、その前後に休暇を取って家族と暮らすのがクリスマスの
お決まり。クリスマスは日本のお正月のように、家族皆が集う大切な休日です。
アメリカでも、クリスチャンではないユダヤ教などは、クリスマスはお祝いしません。
その代わり,「ハニカ」が彼らのクリスマスになります。
クリスマスは、もともとキリスト様が誕生した日なので、彼のバースデーなのです。
クリスチャンの家族は、イブの日に教会に行き、マス(日本でいうミサ)に参加します。
そして食卓では、ハッピーバースデーの歌をキリスト様の為に歌ったりもしています。
私もフレズノのホストファミリーとこのマスに参加しました。待っている間、
数々のクリスマスソングが、クアイア(聖歌隊)によって歌われます。
参加者も時に一緒に歌ったりしてクリスマスの雰囲気が味わえます。
私はクリスチャンではないけれど、それでもこの雰囲気は何だかとっても神聖で
好きです。
そして翌日のクリスマス本番。
それぞれ家族の為に用意したプレゼントはあらかじめ、クリスマスツリーの下に
置かれます。その他、暖炉には赤いクリスマスのソックスが吊られて、
その中にもちょっとしたプレゼントが入っています。
これは家族によっても違うのでしょうが、クリスマスの朝食を皆で取った後で
プレゼントが配られます。それぞれのプレゼントに、誰々から何々ちゃんへ、
と貼ってあるので誰のプレゼントだか分かるという訳です。
そして、皆でそれを開けて披露して盛り上がります。
私の今年のプレゼントは、パジャマでした。それ以外にもスターバックスの
コーヒー券やキャンドル等いろいろもらいました。
それにしても一ヶ月ぐらい前からクリスマスのプレゼントリストを用意して,
ショッピングを始めるのですから結構大変です。
どうせなら喜ばれる物をプレゼントしたいと思うから,余計にプレゼント探しは
大変です。家族によっては、あらかじめ何が欲しいとリクエストをしておく場合も
あるようです。これはなんと言っても実践的でお互いにとっていいかもしれませんね。
■クリスマスの翌日■
さてこの日は、サンクスギビングの翌日同様に、大バーゲンの日。
朝は,6時くらいから開いているスーパーもあります。
そうそう、クリスマスの日はほとんどのお店が閉まっています。
日本ならかきいれ時で休むなんて考えられないんですけどね。
その分次の日に朝早くから商売をして、儲けようという事でしょうか。
おそらく翌日のバーゲンは一年を通じても大バーゲンで、特にクリスマス関係の
商品は50%〜70%引き何ていう場合もあります。アメリカ人はもうこの日から
来年のクリスマスの事を年頭にショッピングをしていたりします。
クリスマス用のラッピングなんかを買い込んだり、このセールの時に既に来年の
プレゼントを買ってしまう人もいます。考えたらかなり安いので、賢明かも知れません。
Look into LA!#3: アメリカの休日は、タイムリーな話題:お正月に続く。
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